大学院

Ayaさん SVA大学院 Design for Social Innovation& UAL Graphic Design Graduate Diploma合格!!

Ayaさん

2023年 Fall Semester

School of Visual Arts(SVA)

大学院 Design for Social Innovation

University of the Arts London Chelsea College of Art

Graduate Diploma Graphic Design


 

受験を終えて

・なぜ留学を志しましたか?PIを知ったきっかけは何ですか?

国外で美術を学びたいと思い、美術大学の受験準備ができ、必要なポートフォリオの作成ができる場所をネットで探していたところ、ここにたどり着きました。

・PI Art Centerにはどのくらいの期間いましたか?

初めは、四ヶ月(1セメスター)の予定で通い始めたが、もう1セメスター伸ばし半年の滞在にしました。

・実際にどのような授業をうけ、ポートフォリオを作っていきましたか、授業は役に立ちましたか?

とても役立ちました。美大に行くための受験勉強や作品と呼べるものを造ったことがなく、多くのことが0からのスタートでしたが技術レベルに合わせてドローイングを学べたり、作品を制作する過程で重要なコンセプトを現役アーティストと構想を練ったりと全てがとても新鮮で楽しく充実した時間でした。どの授業も講師の方は現役の教授やアーティストで、技術以外にもアイディアを膨らませるため、アーティストの紹介やギャラリー訪問の時間もつくってくださいました。

・受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

私の場合、美大受験経験なし、アメリカ留学経験なし、0からのポートフォリオ制作、英語のスコアも足りないなかの渡米だったので全てのことに苦労しました。時間を巻き戻せたら、NYに来る前に下記のことを自分におすすめしたいです。

出願校の英語の基準を事前にクリアしてから渡米

ポートフォリオの下準備、素材の調査、一貫性

日本人としての自分のアイデンティティの再思索

・英語はどのように勉強しましたか?

机に向かって勉強することが苦手なので、現地の人と話したり、美術館で好きなアーティストの本を買ったりしていました。

・これから留学を志す人へのアドバイスなどありますか?

迷ったら来るべし。

生活について

・今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか(ルームシェアなど)?

家具付きシェアーハウス

・住まいはどうやって見つけましたか?

友人の家に一週間泊めてもらい、その期間で家探しをしました。物件サイトやシェアハウスに問い合わせて内見をしてから決めました。

・初めてNYに住んだ印象を教えてください。

大抵は予想通りにはいかない。が毎日が新しく時間が足りない。(電車が来ない動かない、予期せぬ幸運的な出会い、ネズミに体当たりされる)留学生や移民の多さに驚くが、その分みな優しく助け合い精神が強いと感じました。

・生活中のNYの良い点と悪い点はなんですか?

家賃・物価がとても高く、街中は独特な匂いが常にするので生活は大変ですが、それを上回るほどの多くの良い出会いや挑戦できる場所がたくさんあると思います。

・PI Art Centerに通っている間の生活の流れはどのような感じでどのような感じでしたか?また、不安や不満などはありましたか?

PIにはスタジオがあり、授業がない日も作品やポートフォリオの制作で学校に通うことができたので出願直前は毎日学校に行っていました。日本の企業を退職して来たので、途中で挫折してしまうのではないか、本当に0からポートフォリオを完成させることができるのか、犯罪に巻き込まれないだろうかなど不安は山積みで無理かと思っていた大学院入学でしたが、一緒に進学を目指す人たちがいたり、PIの方々が毎日相談に乗ってくださったりし、奇跡的に合格できました。今となってはそんな心配はどこへやら と思うほど充実した日々でPIに来たことが正しかったと確信しています。

先生やアドバイザー件メンターのアーティスト、PIの皆さんにはとても感謝しています。

ありがとうございます!

SVA(大学院) ファインアート合格 Mahoさん

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MAHOさん 


2019年度 (FALL)

School of visual arts


大学院 Fine Art (ファインアート)科大学院入学

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

ブルックリンでルームメイト6人とルームシェアをしています。

  

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

仲介料を節約したかったのと、自分の目で物件やルームメイトの雰囲気を掴みたかったので、住まいは現地に着いてから探しました。あらかじめ各地域の特徴と物件探しに必要な日系と現地の掲示板だけ調べてからニューヨークに来ました。到着してからは目星をつけた地域の宿に10日ほど滞在し、たくさん連絡をとって内見に行き今のお家を見つけました。 

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

自分から積極的に主張して求めれば応援してくれる人や協力してくれる人がとても多く、日本にいた時より人の温かさを実感しています。また、治安の度合いが東京に似ていると思います。

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 良い点は街全体が生きていてエネルギーに満ちている事。アートも食も暮らしも幅広く色んな物が図鑑みたいにぎゅっと集まっている事。強い意志を持ってニューヨークに来る人が多いので、共に刺激し合い頑張る仲間がたくさんできる事。

悪い点は物価が高い事。


·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

大学院進学コースの時は週に授業が4コマ、内2コマが個人授業でした。授業以外の時間はコースのスタジオが24時間週7日使えたので、出願までは休みなくそこで毎日制作をしていました。

 

〜受験を終えて〜

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

私は7月に入学をし、翌年の4月まで10ヶ月間PIにお世話になりました。7月から12月末まで大学院進学コース、1月からはIntroコースに切り替えて授業を受けていました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

自分が学びたい環境が海外にしか無かったので留学を志しました。日本の美大を卒業した後進学を決意し一時は日本の大学院も目指したのですが、専攻によって学ぶ領域がかなり絞られてしまい、作品によって表現方法が異なる私が「ここだ」と思える学校がありませんでした。そこで海外の大学院を調べ始めた所、専攻をまたいで授業を受けられる学校が多く、ジャンルの垣根を超えた表現や、専攻を一つに絞らない事を推奨する学校がたくさんある事を知りました。進学するならこういった環境しかないと思い、留学を決意しました。

美術留学に関してネットで調べていた時にP.I. Art Centerを知りました。以前から小さい頃に住んでいたアメリカに戻りたいと思っていたので、アメリカの美大の合格実績が高く、英語で美術を学ぶ事ができ、入試に必要な推薦文を書いていただけるPIへの入学を決めました。

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

ファインアート専攻の多くの学校は1月の上旬から中旬が出願の締切なので、そこから逆算をして大まかなスケジュールを立てました。12月までは作品制作(毎月1~2作品を制作)と志望校の情報集めを、12月と1月は制作をしつつ文章と写真編集、ポートフォリオのバランスを整える事を中心に行っていました。出願後は面接の準備をして過ごしていました。本当に目が回る忙しさで常に満身創痍でしたが、作る事が心底楽しく辛い時でも毎日が充実していました。この上なく濃密で幸せな時間を過ごせるよう支えてくれた家族、PIの皆様、友人には本当に感謝しています。

不安だった事と言えば、1月の頭まで作品数が足りていなかったので、ポートフォリオが間に合うのか常にヒヤヒヤしていました。また、出願校全ての合否が分かるまでは生きた心地がしませんでした(笑)。ですが同じ立場で頑張っている生徒や、全力でバックアップして下さる先生とスタッフの方々がいたので、とても心強かったです。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

【作る】作品制作・ポートフォリオの作成(作品の撮影、写真編集、バランス調整)

【書く】エッセイ・キャプション

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

作品数が全然足りていなかったので、ハイペースで制作しなければいけない事がとても大変でした。

どんなに急いでも一月に出来る作品は1つか2つが限界。時間が無いのに作りたい作品は時間を要するものばかり。楽しくてしょうがないのに時間だけが足りない。そんな葛藤の連続でしたが、「受験のための」作品は例えポートフォリオが間に合わなくて不合格になっても絶対に作りたくないと再確認してからは、とにかくギリギリまで作り続けました。先生方やスタッフの方々に幾度となくご迷惑をおかけし、ハラハラさせてしまいました。それでもいつも助けてくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?

私は個人授業2コマ、ポートフォリオ制作の授業1コマ、写真の授業1コマを受けていました。4つの授業全てで満遍なく作る事と書く事を行っていました。具体的には、

【作る】

作品制作と作品の撮影は基本的に授業時間外で行っていました。授業では準備してきた作品のコンセプトに関して話し合ったり、フィードバックやアドバイスを受けてから修正を加えたりしていました。また、写真の授業では作品の見せ方や編集の仕方に関してとても丁寧に教えていただきました。基本的に入学時期や出願時期、バックグラウンドが様々な生徒が一緒に授業を受けるので、自分が必要としている事と自分ができる事を積極的に主張すると、求めている事に全力で答えて下さる熱心な先生方ばかりでした。

【書く】

文章は主に個人授業で見ていただきました。あらかじめ書いてきたエッセイや各作品のキャプションに関して話し合ったり、添削をしていました。日英の文章の書き方の違いや、英語での文章の見せ方を教えていただきました。時間をかけて何度も書き直す事が作品への自身の理解を深め、ブレているように見えた作品の数々の共通点を見つける事が出来ました。書く事が徐々に制作する時のコンセプトと連動していき、芯が見つかる事でその後の制作や面接対策がスムーズに行えました。書くことが苦手な私に辛抱強く付き合ってくださり、書くことの大切さを教えていただきました。

特に個人授業でお世話になったアーティストの先生に出会わずして合格は成し得なかったと思うので、本当に感謝してもしきれません。授業では作品の方向性に指示を出すわけではなく、自ら決断をして納得出来るように導いて下さいました。また、毎週時間をかけて話す事が出来たので、言葉では説明しにくいニュアンスを伝える事が出来たり、学部の時から悩んでいた自分が制作をする上での核の部分をちょっとずつ理解できるようになりました。日本の美大にいた時から悶々と作れない事が続いていたのですが、その状況を打開出来るきっかけを下さった先生に出会えた事は、今後アーティストとして生きていく上でかけがえのない宝物です。


·   英語はどのようにして勉強しましたか?

私は机に向かって勉強ができないタイプなので、聞く事と喋る事に重点を置いて学びました。子供向けアニメなどの単純なストーリーの番組を、英語で字幕を付けずに理解できるまで反復して観る事を行っていました。ストーリーが複雑な番組や映画は英語の字幕を付け、分からない単語が出る度に調べ、字幕なしで観れるまで繰り返して観ていました。セリフを覚えるまで観ると自然と言葉の数が増え、さらにそれを日常生活でも使う事で(日本にいる場合は鑑賞しながら登場人物に被せてブツブツ呟く)生きた言葉として身につくと感じています。

TOEFLに関しては内容を理解する事より、コツを掴む事に力を入れました。また、必要な点数は取ってからニューヨークに来ました。その他事務手続きや各種証明書の翻訳なども日本にいる間に行うと留学中はアートにどっぷり集中でき、気持ちにも余裕が生まれると思います。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-

もし留学をするかしないかで悩んでいるのであれば、私はこのタイミングで留学する事はおすすめしません。なぜなら弱気になっている時、その迷いは追い討ちをかけたり甘えの原因になるからです。留学をフル活用するためにも、焦る事なくしっかり納得するまでしつこく悩みきって下さい!環境が変わっても結局は全て自分次第です。だからこそ、悩みぬいて決めた覚悟があれば留学は怖いもの無しです!その覚悟は必ず自分を大きく成長させ、実り多い留学の原動力となってくれます。パッションとても大事!


.   最後に将来の夢、やりたい事を教えてください!-- 

死ぬまでアーティストとして自分の作品を作り続ける事!



Domus Academy インテリアデザイン科大学院合格 KOU君

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KOUくん

 

2017年度

Domus Academy

Interior Design (インテリアデザイン)科大学院入学

私がNEW YORKに行くきっかけとなった理由は、日本で海外ブランドのVMDとして働いていた頃に空間をデザインする面白さに触れたことでインテリアデザインという新しい分野に興味が生まれたことと、そしてその道を実現するために日本の教育、育成支援の体制があまりに乏しいことが判ったからです。そこで、NEW YORKの大学で修士号を得て、アートディレクションも兼ねたデザインコンサルタントとして空間、ファッション 、プロダクトと幅広い分野のデザインを個人で企業に提案、商品プロデュースできる力を身に付けたいを思いました。

そんな中で見つけたのがP.I.Arts Centerでした。

私の場合は、ある程度仕事の中で英語も話していたので、英語は独学でTOEFLの合格基準の点数をとることに専念し、大学院入学に必要なポートフォリオを制作するだけのコースを専攻しました。コース内では、Pratt Instituteの現役教授とNYSIDの卒業生から助言を受け抽象的なイメージから建築モデルを造ったり、実際にNYCにあるテナントに自分のコンセプトカフェを営業させるという実践的な想定のもとでデザインをしたりと、充実した内容のカリキュラムでした。


苦労したことは、NEW YORKで好まれるデザインと考え方を掴むのが大変でした。何度も講師陣と意見を交換し、自分の意図を伝えることが、今思えば一番大変だったと思います。しかし、素晴らしい同期の友人達と日本人スタッフの支えでその壁を乗り越えることができました。そんな彼らに出会えたことは、本当に幸せだったと思います。彼らの支えと応援があったからこそ、無事に大学院入学ができた気がします。


私は、いくつか併願した大学院の中で、奨学金が最ももらえたイタリアのDomus Academyに進学することに決めました。院に受かった後は、個人でNYに3店舗お店を構えるギャラリーの内、2店舗の内装をコンサルティングしたり、日本のシューズデザインのコンペに参加し、入賞を果たすなどジャンルにとらわれず果敢に新しいことに挑戦しました。

今の大学院では、主に異なる国籍同士4人1組のグループを組み、イタリアン家具ブランドで有名なKartellの店舗のリノベーションやVogueやVanity fairの親会社であるCondé Nastの新設した新たなマガジン誌のイベントデザインなど、より実践的に経営戦略を立てデザイン組み上げるカリキュラムに従事しています。秋からはインターンシップが始まり、僕も既に夏休みを使ってフランスのラグジュアリーブランドの商品企画部のアシスタントデザイナーとして働いています。

私はこの経験を通して思ったことは、“どこで学ぶかよりもそこで何をするか”が最も大切なことだと思いました。そんな私により多くの選択肢を作るきっかけをくれたP.I.Arts Centerには本当に感謝をしています。


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NYSID インテリアデザイン学科大学院合格 Keisuke君

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Keisukeくん

 

2018年度

 

New York School of Interior Design

 

大学院 Interior Design インテリアデザイン科入学

 

 

私が留学を決意した理由は、「日本の満員電車に乗りたくないから、海外で働きたい」といった漠然としたなものであり、「この大学で勉強したい」や「アメリカのこの会社で働きたい」といった明確な理由があったわけではありませんでした。加えて、P.I Art Centerに来た時、私は、インテリアデザインに関する知識は何も持っていませんでした。しかし、P.Iで私は、Prattの教授から建築を、NYSID卒の方からインテリアデザインを学んでいたため、実際に自分が学びたいインテリアデザイン専攻でアメリカの大学を卒業し、デザイナーとして働いている方々から直接話を聞ける機会を得られたのは、自分の目標を明確なものにすることが出来ました。また、それらの授業はそれぞれ2〜5人と少人数であったため、先生との相談も非常にしやすい環境でした。授業では、自分の体の形から建築物を制作するコンセプチャルなものから、しっかりとコンセプトを決めてギャラリーの設計、Sketch Upでの3Dモデルの作成をする実践的なものまであり、また、ポートフォリオのコンセプトから構成、またどのような作品を入れるべきかなど細かい所までサポートしていただけたのも非常に助けになりました。

 

4月から12月の8か月間ポートフォリア制作の中で特に苦労したのは、勉強というものに対する日本とアメリカでの考え方の違いです。日本では、教えてもらったことをノートに書き、覚えることが大半ですが、アメリカでは教えてもらったことを理解し、それから自分なりの考え方で発展させ創造させられる授業、課題が大半です。つまり、0から1を考える、クリエイティビティを求められます。その日本語にしても理解が大変なことを英語で理解し、自分なりに発展させていく課題をこなすのは、私も非常に苦労しましたが、今後芸術の道を歩む人には必ず必要となるスキルなため、それを大学院に入る前にP.I. Art Centerで鍛えられたのは大きなアドバンテージとなりました。 

 

2月に大学院に申請を出し、5月に合格通知を頂いた後、ひと段落はついたものの、正直アメリカの大学院での生活など今後のことについて多少の不安はありました。しかし、実力社会のアメリカで、自分が何を吸収出来るのか、どう成長出来るのかが楽しみで、ワクワクしている方が大きいかもしれません。ただ、NYにいるだけ、留学しただけで満足するのではではなく、個人としてのスキルが大切である事を、PIで実力のある方々と出会い気づかされたからです。もし留学へのやる気はあるが色々と不安を抱え、迷っているのであれば、私はとりあえずチャレンジしてみることを強くお勧めします。それが、自分の視野を広げ、結果的に成長させてくれるからです。