N.Nさん
2019年度
FASHION INSTITUTE OF TECHNOLOGY
TEXTILE DESIGN (テキスタイルデザイン)科大学院入学
日本で大学四年生だった私は、平和構築や世界情勢を学ぶ傍ら、「人生は一度きり、なら昔から興味のあるアートを職にしてみたい」と思うようになりました。失敗してもまた違うことに挑戦したらいいという単純な理由が留学を決意した決め手でした。
PIを選んだ理由は、「アート 留学 どうする」とyahoo.japanで検索し一番初めにヒットしたのがP.I. Art Centerで、その他に海外大学を目指す学校は見つからず、また学校が多くの大学合格者を輩出している実績があったからです。正直、身近にPIの卒業生の知り合いもいないため、不安でしたが、芸術大学受験について何も知識がない私は、他に頼るあてもなく、トライするしかないの一心でした。
大学を卒業し、卒業式にも出ず、急いで来た当初は新しい生活に戸惑うことも多く、気持ちがなかなか落ち着かず、周りの素晴らしい作品を作る生徒を見て圧倒され、もどかしい気持ちでした。しかしながら、授業が進むにつれ、生活にも徐々に慣れ、集中することができました。私が参加したコースはOne on oneのクラスは含まれていないものの、初めにスッタフの方と相談して受講するクラスが決まるので、個人に合ったレベルで学ぶ事ができました。実際に初めて受けて見て、自分と合わないクラスは相談して変更することが可能でしたので、スムーズに学ぶことができました。9月に入学した私には、入学時の段階で、応募する大学も学部も決めていませんでしたが、秋入学をどうしても実現させたかったので、1月の締め切りに間に合わせなければならず、入学月を入れて約4ヶ月しか残っていなかったため、当初はクラスを受けていても、焦りの気持ちが大きく、自分が何をしているかも分からず、何も知らないのにこのままで本当に間に合うのかと不安の気持ちがありました。しかし、焦らず、先生の出す課題をしっかり考え、自分のクラスがない日も学校に朝から晩まで通い、地道に行えば、作品は徐々に形になっていき、それに伴い実力は後からついてくると分かりました。指導経験豊富な先生は、自分のアイデアをより洗練されたものへするアドバイスをしてくれ、ポートフォリを着実に制作することができました。そのお陰で、11月にFITで行われたポートフォリオレビューでは大変良い評価をいただけ、それが受験する上で大きな自信につながりました。
アドバイスやクラスで学んだ技術を生かし、自分なりの作品を作ることが良いポートフォリオを作る秘訣だとは思いますが、先生や学校のスタッフの皆さんのおかげで、そのサポートがあったからこそ、短期間で基礎から実力を伸ばせ、FITに無事に合格できたと思います。
もしアート留学に興味があり、何から始めて良いか分からないなら、この学校に相談してみれば安心できるかなと思います。費用の面をカバーできれば、留学に挑戦してみることを勧めたいです。