Y.Oさん
2012年度
SMFA (School of Museum Fine Arts Boston)
Master of Fine Arts (大学院)入学
P.I. Art Centerに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?
4月頃に入学し、出願が終わる翌年の3月くらいまでいました。
なぜ留学を志しましたか?P.I. ArtCenterを知ったきっかけは何ですか?
もともとニューヨークでアーティストとして活動していたのですが、ある事をきっかけに大学院に興味を持ちました。そして出願にあたって一人では色々と不安な面があり、困っていたところ、たまたまニューヨークで広告を見つけたのがきっかけでした。
P.I. Art Centerに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?
当時、まだTOEFLが取れていなかったので、英語に関しては特に不安でした。生活に関しては、PIアートセンターに入る前に一年ほどニューヨークに滞在していたので、問題はありませんでした。平日は毎日P.Iに行き制作し、TOEFL取得に向けて努力する日々で、週末はクラスメイトと過ごしたり、ニューヨークの有名な美術館やギャラリー巡りなどをしてアートの勉強そしてそこから来る刺激を楽しみました。
PI ArtCenterではどのような事をしましたか?
自分は大学院志望だったので、基本的には個別指導で色々な先生に作品やポートフォリオについて、しっかり指導してもらいながら、PIアートセンターで作品を描いてポートフォリオを強化しました。
P.I.ArtCenterに行ってみて、実際にどのような事が役に立ちましたか?
役に立ったというより、行ってよかったと思ったのが、同じ時期に留学していた仲間たちに出会えた事だと思います。もちろん、アメリカのアート大学進学に向けての準備に関しては徹底してもらえたので助かりましたが、それ以上に強い志を持った人たちに出会えたのは大きかったです。PIアートセンターを卒業してから3年ほど経ちましたが、今でもニューヨークにいる皆で集まり、頻繁に近況報告をしています。そしてまた、ニューヨークにいる他のPIアートセンター卒業の方々とも自然と繋がる環境ができているので、この大きなコミュニティーに入れることは、今後、アーティスト活動していく身として、とても心強く感じています。
また、本校で何に一番苦労しましたか?
入った当初は先生とのコミュニケーションに苦労しました。思っている事や、自分の作品について上手く説明ができずに終わってしまう事も多々あり、それがストレスに感じることが多かったです。しかし、諦めずに伝えようとすれば、先生方は耳を傾けてくれたので、段々と自信がつき、完璧とまでいきませんでしたが話せるようになっていきました。
英語はどのようにして勉強しましたか?
P.IアートセンターのTOEFLのクラスでまずみっちり基礎やコツを学び、その後は英語の勉強が凄く苦手だったので、自分の興味のあるコラムやニュースを毎日読んだり、レクチャーを聞くなどして英語に慣れていきました。
これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?
もし留学、大学進学に興味があり悩んでいるのであれば、まずP.I.アートセンターのスタッフにコンタクトを取り、自分の大まかな目標を聞いてもらうと良いと思います。スタッフはとても気さくな方で親身になって相談に乗ってくれるので良いアドバイスが聞けると思います。
そして、人の話やインターネットを駆使し、念入りに学校やその留学する地域についてリサーチすることをお勧めします。
留学は強い志があれば全く難しいものではなく、むしろとても楽しく刺激的なものなので、臆せず飛び込んでみたらどうでしょうか。