Shiinaさん FIT Fashion Design合格!!!

Shiinaさん

Fashion Institute of Technology

Fashion Design Major合格



1. 留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?


英語を話すことが好きだったのとアメリカのカルチャーやファッションが好きだった事もあり、日本の高校卒業後すぐにカリフォルニアの2年制カレッジに通い、Fashion Design メジャーで卒業しました。既にカレッジ卒業時には、アメリカで引き続きFashion Designメジャーのまま四年制大学に編入することを決めていたので、ファッションの中心地であるNYのFITに編入を志しました。PI Art Centerについては、FITに現在通っている先輩から教えていただき、通うことに決めました。


2. PI Art Centerではどのようなことを学びましたか?


FIT編入において必須要件であるポートフォリオ作成を主に行いました。私のポートフォリオはコレクションのデザイン画をいくつも描いてまとめたものなのですが、カレッジ在学中に既に大学で行われたファッションショーでコレクションを持たせていただいていたため、デザイン画の描き方など基本的な事は分かっていたつもりだったのですが、Park先生の授業を受けて新たに学ぶ事もかなり多く、絵が得意な訳ではないのにここまで描けるようになるのか!と自分で驚きました。


3. 受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?


時間が有限な中でいかに自分のベストデザインを思いつけるかの戦いでした。制作期間中はインスピレーションを受ける機会をたくさん設けたり、人と会ったり、生活の中の小さな瞬間まで神経を研ぎ澄ませており、いかにデザインに生かせるかを考えていました。常にオンの状態だったので精神的にも疲労が激しかったですが、本格的に大学に入る前に、デザイナーとして生き残っていくにはこれよりもさらに厳しい世界なんだ、と知る良い機会だと思いました。TOEFLのスコア獲得と同時にこの生活を続けるのはかなりのマネジメント能力が必要だと思いました。


4. NYではどのように生活をしていましたか?


私がCAからNYに引っ越したタイミングはちょうど円安の時期で、家族に生活費や学費の全てを払ってもらっていた立場だったので、いかに無駄にお金を使わずに生活するかを心がけていました。本当に切り詰めて生活していたので、遊びにいったり、好きなものを食べるなど私生活でお金がかかる際に、いかに散財せず息抜きできるかが、ポートフォリオ製作、TOEFLスコア獲得に加え管理しなければならないものでした。


5. 大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。


カレッジ在学中にカリフォルニアのファッション大学FIDMとニューヨークのFIT、どちらにいくか迷っており、どちらもツアーを申し込んで見学しました。その後、雰囲気が私にはNYが合っていると感じFITを受験しました。FIDMもFITも、どちらにも良さはあると思うのですが、私立と州立とで生徒の雰囲気の差を一番に感じました。どちらも留学である時点でかなりの学費がかかりますが、州立ならではの低学費に加え、FITの校内の雰囲気、そして日々実力と並大抵では無い努力で生き残ってきているんだと実感できる生徒のレベルの高さに心惹かれました。


6. これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?


改めて海外で生活するという事は本当に大変だなと思います。莫大なお金を要するだけではなく、強靭な精神力とマネジメント能力が必須です。私にとって留学は行けば何とかなる!ものでは全くありませんでした、、、(笑)ですがその分、生活の中で感じる本当に小さな成長で鳥肌が立つほど感動したり、周りの人から褒められて認められたり、努力が報われる瞬間が必ず訪れることを知りました。留学に成功失敗は無いので、がむしゃらに努力して、自分を誰よりも信じるのみです!!