Fashion Design

Moeさん FIT Fashion Design合格!!

Moeさん

FIT Fashion Design合格

1. 留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?

幼少期から親に海外旅行へたくさん連れて行ってもらい、海外が身近にあったので自然と海外留学が選択肢として生まれました。 PI Art Center は日本で予備校に通っていた際に先輩から教えていただきました。

2. PI Art Centerではどのようなことを学びましたか?

基礎の基礎からコンセプトの発展の仕方、実際に作品に落とし込むところまで、様々なことを丁寧に教えていただきました。作品に対して頂くアドバイスがとても具体的でわかりやすかったです。

3. 受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?

とにかく時間との勝負でした。体調を崩しがちなので予定が崩れやすかったです。先生方やPIの職員の皆様、そして家族や友達に頼りっぱなしでした。

4. NYではどのように生活をしていましたか?

基本的にはPIで授業と制作をしていました。時々美術館や博物館、ショッピングに行ったり、食べたことない国の料理を食べたりして楽しんでいました。

5. 大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。

FITに通っていた先輩からお話を聞いたり、カリキュラムをみたりして、デザインと制作どちらもできる、且つNYという地にいながらも州立のため他校よりも学費が比較的抑えられるなど魅力的な点が多かったので、FITに決めました。

6. これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

本当にぎりぎりになると人は今まで見たことのないような力を発するので、案外全てなんとかなります。最後まで自分の夢を信じて突き進んでください!

Masakuni君 Parsons School of Design & UAL Central Saint Martins合格!!


Masakuniくん

Parsons School of Design

Integrated Design Major合格

UAL Central Saint Martins

BFA(Hons): Knitwear Corse合格



1. 留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?

私は小さい頃かの夢であった海外での生活を追い求め、高校入学を機に渡米しました。そこでの経験がきっかけで大学も海外で学びたいと思い受験を決意しました。PIはNYでの生活と両立しながら整った環境で作品制作ができる場所はないだろうかと探すうちに見つけることができました。

2. PI Art Centerではどのようなことを学びましたか?

以前まで私の中でアートはビジュアルと感情だけで成り立つものだと思っていました。ですが、PIでのレクチャーや、NYで活躍するアーティストの方々との授業を介し、コミュニケーションをしていく中で多くのまま美がありました。デッサンや、彫刻、ファッションにおける技術をおく学びました。また、アートというものはそのリサーチ、自身のストーリーや、トピックに沿った研究など色々な要素を融合して初めて生まれるものであることを学びました。一概ではありませんが制作過程がアートの核であると私は気付かされました。

3. 受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?

一番苦労したことは、私生活との両立だと思います。ニューヨークという忙しい街で一人暮らしをしながら、英語を学び、受験にも集中して打ち込むのは正直かなりしんどかったです。

4. NYではどのように生活をしていましたか?

私は基本授業がない日も月ー土曜日の週六日時間が許す限りスタジオで作業をしていました。限られた学校にいない時間は朝から散歩に出かけたり、友人と過ごしたりと、とことん休んでいました。(だいたい洗濯で潰れます笑)また、ギャラリーや美術館にリサーチに行くのはもちろんのこと、ファッションウィークのアシスタントや、モデル、ブランドのパーティーなコミュニティーの形成など自分の学びになる機会には積極的に参加しました。

5. 大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。

私はParsons School of Design, Integrated Designへの進学を決めました。以前から常にファッションへの興味が強く、受験をしたUAL、Parsonsともにフッションを目指し準備を始めました。ですが、両校ともにportofolioで多くのアートを魅せることが求められていたこともあり、制作では服飾だけでなく多くのジャンルに挑戦しました。そのプロセスの中で、アートデザインの表現力の自由さに魅了されました。なのでフッションの講義も受講可能かつ、表現の自由度の高いintegrated designへの進学を決意しました。

6. これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

本当に最後の最後の最後まで、自分の中でもうおしまいかなと思っても、少しでもチャンスがあるなら最後まで諦めないでください!がんばれ!

Shiinaさん FIT Fashion Design合格!!!

Shiinaさん

Fashion Institute of Technology

Fashion Design Major合格



1. 留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?


英語を話すことが好きだったのとアメリカのカルチャーやファッションが好きだった事もあり、日本の高校卒業後すぐにカリフォルニアの2年制カレッジに通い、Fashion Design メジャーで卒業しました。既にカレッジ卒業時には、アメリカで引き続きFashion Designメジャーのまま四年制大学に編入することを決めていたので、ファッションの中心地であるNYのFITに編入を志しました。PI Art Centerについては、FITに現在通っている先輩から教えていただき、通うことに決めました。


2. PI Art Centerではどのようなことを学びましたか?


FIT編入において必須要件であるポートフォリオ作成を主に行いました。私のポートフォリオはコレクションのデザイン画をいくつも描いてまとめたものなのですが、カレッジ在学中に既に大学で行われたファッションショーでコレクションを持たせていただいていたため、デザイン画の描き方など基本的な事は分かっていたつもりだったのですが、Park先生の授業を受けて新たに学ぶ事もかなり多く、絵が得意な訳ではないのにここまで描けるようになるのか!と自分で驚きました。


3. 受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?


時間が有限な中でいかに自分のベストデザインを思いつけるかの戦いでした。制作期間中はインスピレーションを受ける機会をたくさん設けたり、人と会ったり、生活の中の小さな瞬間まで神経を研ぎ澄ませており、いかにデザインに生かせるかを考えていました。常にオンの状態だったので精神的にも疲労が激しかったですが、本格的に大学に入る前に、デザイナーとして生き残っていくにはこれよりもさらに厳しい世界なんだ、と知る良い機会だと思いました。TOEFLのスコア獲得と同時にこの生活を続けるのはかなりのマネジメント能力が必要だと思いました。


4. NYではどのように生活をしていましたか?


私がCAからNYに引っ越したタイミングはちょうど円安の時期で、家族に生活費や学費の全てを払ってもらっていた立場だったので、いかに無駄にお金を使わずに生活するかを心がけていました。本当に切り詰めて生活していたので、遊びにいったり、好きなものを食べるなど私生活でお金がかかる際に、いかに散財せず息抜きできるかが、ポートフォリオ製作、TOEFLスコア獲得に加え管理しなければならないものでした。


5. 大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。


カレッジ在学中にカリフォルニアのファッション大学FIDMとニューヨークのFIT、どちらにいくか迷っており、どちらもツアーを申し込んで見学しました。その後、雰囲気が私にはNYが合っていると感じFITを受験しました。FIDMもFITも、どちらにも良さはあると思うのですが、私立と州立とで生徒の雰囲気の差を一番に感じました。どちらも留学である時点でかなりの学費がかかりますが、州立ならではの低学費に加え、FITの校内の雰囲気、そして日々実力と並大抵では無い努力で生き残ってきているんだと実感できる生徒のレベルの高さに心惹かれました。


6. これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?


改めて海外で生活するという事は本当に大変だなと思います。莫大なお金を要するだけではなく、強靭な精神力とマネジメント能力が必須です。私にとって留学は行けば何とかなる!ものでは全くありませんでした、、、(笑)ですがその分、生活の中で感じる本当に小さな成長で鳥肌が立つほど感動したり、周りの人から褒められて認められたり、努力が報われる瞬間が必ず訪れることを知りました。留学に成功失敗は無いので、がむしゃらに努力して、自分を誰よりも信じるのみです!!


Yuaさん Fashion Institute of Technology(FIT) Fashion Design科合格

Yuaさん

2023年Fall Semester

Fashion Institute of Technology (FIT)

Fashion Design科合格!!!

· なぜ留学を志しましたか?PI ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

単に他の人と違うなにかかっこいいことがしたいと思っていたのもありますが、世界で活躍するファッションデザイナーになるのが夢で、英語はそれを可能にする1つの手段になると思ったので留学を決意しました。FITなどの有名美大に入学するために質の高いポートフォリオを準備することができる学校を探していたところPI ARTCENTERを知りました。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

約1年

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか?PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

FITファッションデザイン専攻のポートフォリオrequirementがファッションイラストレーションとソーイングプロジェクトだったので基礎から学びました。イラストレーションの方では顔、figureの描き方から、洋服の描き方、色塗りまでを教えてもらいました。ソーイングの方では、自分の考えたデザインを実際に作るのに必要な技術(採寸、パターンメイク、ドレーピング、ソーイングマシーンの使い方など)を中心に教えてもらいました。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

頭ではこの日までにこれを終える、と計画をたてていたのですがなかなか気に入ったデザインが思いつかなかったり、思うように縫えなかったりして結局締め切りに追われたことが大変でした。

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

日本にいる間に受けていたオールイングリッシュのTOEFL対策クラスは英語で話す機会も多く、とても役に立ったと思います。

生活について

· 今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか、していましたか?(ルームシェア等)

ルームシェア

· どのようにニューヨークでの住まいを探しましたか?

ロサンゼルスからの物件探しで内見ができないというのもあり、現地のサイトで探すのは心配があったので日本のサイトを使って探しました。

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

やはり危険だなと感じることも少なくはありませんが、美術館やショッピングモールなどがすぐそばにあるので、ファッションに加えアート分野を勉強するうえでいろいろな刺激が与えられる場所だと思います。

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

先ほどと少し被りますが、地下鉄やバスもあり美術館やショッピングモールといった場所へのアクセスが非常に良いことから、アート分野を志す人にとってはとてもおもしろくて、想像力を掻き立てられる場所ではないかと思います。悪い点は、治安と衛生の面です。日本とはかなり違うので、日頃できるだけ気をつけるようにしています。

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、安や不満などはありましたか?

朝起きて学校で授業を受け、授業後も宿題や作業を進めるために夕方くらいまで学校に残り帰宅という流れでした。時々先生と意見が合ないこともあり自分がやりたいことをやれているのか不安になることもありました。

FIT ファッションデザイン学科合格 KARENさん

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Karenさん

 

2019年度 (SPRING)

FASHION INSTITUTE OF TECHNOLOGY


FASHION DESIGN (ファッションデザイン)科大学院入学


Question1

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)


クイーンズというエリアでルームシェアをしています。自室にバスルームが付いており、キッチンのみ共同で使用しています。



·       また、どのように今の住まいを探しましたか?


PI ART CENTER を紹介して下さった留学仲介会社の方に、提携先のシェアハウス会社を紹介していただきました。こちらから条件を提示した上で、それに沿った候補の部屋の写真や詳細をメールで送っていただき、その中から選びました。

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。


 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。


良い点は、夢に向かってエネルギーを沢山持っている人が多くいる事です。自分とは違った夢を追いかけている人達と出会う度に刺激を受ける事ができ、もっと頑張ろうと自分を高める原動力になります。悪い点は、物価が高い事です。


良い点は、夢に向かって精力的に活動している人が多くいる事です。自分とは違った夢を追いかけている人達と出会う度に刺激を受ける事ができ、もっと自分を高めようという意識を常に持つことができます。悪い点は、物価が高い事です。

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

 

2017年の7月から2018年の2月まではアドバンスコースを受講し、ファッションイラストレートとファッションガーメントという洋服の製作方法を学びました。火曜日に1クラス、金曜日に2クラス、計3つのファッションのコースを受講していました。各授業時間は4時間です。それに加えTOEFLコースも平行して受講していたので約3時間の英語の授業を月曜日から木曜日まで週4回受けていました。3月からはイントロコースに変更し、ファッション関係の授業のみを週3クラス取っていました。


 

Question 2 受験を終えて


·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?


2017年の7月に入学しました。2017年の7月から2019年の4月まで約1年10か月在籍していました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?



私は中学生の頃に何度か短期留学を経験し、高校2年生の時にもアメリカに長期留学をさせていただきました。1年間の留学を終え、日本に帰国し進路を決めるタイミングで、自然と英語圏の大学も選択肢の1つでした。又、小さい頃から物を作る事や服をスタイリングする事が好きだったため、大学では自分の好きな事、ファッションを学ぼうと思っていました。海外、ファッション、大学をキーワードに進路を探したていくうちに、FITに出会いました。カリキュラム等を詳しく見れば見るほど、強く惹かれました。最初は自力で入学準備をしようと考えていましたが、調べていくうちに情報・機会の面でそれは難しいと判断し、留学会社に相談しました。そこでFITへ入学準備をするのにピッタリだという美大専門予備校があると教えていただき、PIを紹介していただきました。



 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?


最初の内は半年でポートフォリオ、TOEFL、エッセイ、全ての入学準備を終え一時帰国する予定をたてていたので全ての作業を猛スピードで行いました。ファッションのクラスからは毎回沢山の課題が出されたため、1番授業が大変な金曜日の前日にはほぼ毎回徹夜をし、時には寝ずに課題を仕上げて授業に出席することもありました。それに加え、TOEFLの勉強も平行して行わなければいけなかったので毎日寝不足で大変でしたが、とても毎日が充実していました。出願の締め切りに間に合わないのではないかという不安な気持ちを毎日抱いていましたが、全ての課題が自分の好きな事、夢を叶える為に必要なことだと考えるととても楽しかったです。


 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?


基礎であるボディの描き方、洋服の細部の描き方、パターンの引き方や、ミシンを使った洋服製作等ポートフォリオ作成に必要である技術を1から教えていただきました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 


私は洋服を作るという作業は幼少期から趣味で行っていたのでミシンを使い製作する作業に関して苦労することはありませんでした。しかし、描く事に関しては今までラフスケッチでしかデザイン画を描いたことが無かったため、細部にまで拘って描くということに非常に苦労しました。


·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?



最初はボディ、デザインの描き方、色鉛筆、絵具の使い方等基礎を丁寧に教えていただき、その後3か月は基礎を完璧に習得する為に出される課題に取り組みました。例えば、違うポーズをしたボディを10体描くよう課題を出された事がありました。自分では自信を持って提出した10体が全てやり直しだと言われ続け、心が折れそうになる事もありましたが、練習すればするほど上手く描けるようになり、修正するボディの数が減る度にとても嬉しかったです。私はドローイングに関しては無知の状態でPIに入学したので、イラストレートの授業で習った全ての事がポートフォリオ製作に置いて大変役に立ちました。ガーメントの授業では、パターンの引き方やミシンの応用の使用法を教えていただきました。




·   英語はどのようにして勉強しましたか?


最初はTOEFLコースも受講していたので、半年間は週4、学校で勉強していました。TOEFLに関しては授業のみの勉強で十分だと思い込み、家ではポートフォリオ製作に集中していました。しかし実際のTOEFLのテストを受けてみると1日3時間の学校の授業だけでは足りないと痛感させられるほどのスコアでした。ポートフォリオ製作が落ち着いた後、心機一転TOEFLに集中し、必死に自主勉強しました。約1か月毎日欠かさず10時間TOEFLの為に時間を費やし、目標スコアを取得しました。私は長期でコツコツと積み重ねて勉強するよりも、短期間で集中し勉強する方が合っていたのだと思います。問題の出し方等を分析し、過去問をとにかく解き、スコア習得に向けて対策しました。



·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-


留学をしたいなと心で思っていても実際に行動に移す事は簡単な事ではないと思います。私も異国で大学に通うという選択をする事に自信が持てなかった時期がありましたし、家族が精神的、金銭的に背中を押してくれていなかったら今頃は日本で生活していたかもしれません。しかし私は沢山の方からのサポートを受け、選択した今の人生がとても楽しく幸せで充実していて、留学をして心から良かったと思っています。未知の世界に飛び込む事に対して不安が沢山付きまとうと思いますが、見知らぬ土地で自分の夢を叶えるという経験は人生において大切な宝物の日々になります。そして憧れの志望校からの合格通知を手にした瞬間は全ての苦労や、心が折れそうになり泣いてしまった日々、辛かった思い出が全て吹き飛びます。ここに書かせていただいた私の体験談が皆さんの1歩を踏み出す手助けになれば幸いです。


留学をしたいと心で思っていても実際に行動に移す事は簡単な事ではないと思います。私も異国で大学に通うという選択をする事に自信が持てなかった時期がありましたし、家族が精神的、金銭的に背中を押してくれていなかったら今頃は日本で生活していたかもしれません。しかし私は沢山の方からのサポートを受け、選択した今の人生がとても楽しく幸せで充実していて、留学をして心から良かったと思っています。未知の世界に飛び込む事に対して不安が沢山付きまとうと思いますが、見知らぬ土地で自分の夢を叶えるという経験は人生において大切な宝物の日々になります。そして憧れの志望校からの合格通知を手にした瞬間は全ての苦労や、心が折れそうになり泣いてしまった日々、辛かった思い出が全て報われます。ここに書かせていただいた私の体験談が皆さんの1歩を踏み出す手助けになれば幸いです。



Central Saint Martins - UAL ファッションデザイン科合格

 

YUHEIさん

2017年度

Central Saint Martins - UAL

Fashion Design科入学

 

 

 

 

 

 

 

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらい の期間いましたか?

 

2016年の3月にP.I. ART CENTERに入学しました。 2017年の2月にUALにニューヨークでアプライし、3月まで在籍してい ました。

 

· なぜ留学を志しましたか?

 

高校を卒業した段階で、色々なことに興味がありすぎて、大学を決められず、とりあえず頭のいい人に囲まれていたら頭が良くなるだろうと思い、 2015年の7月まで浪人生をしていました。浪人中、偶然見たエディス リマンの2015年秋冬のサンローランのコレクションを見て、感動し、一緒に働きたいと思いました。まずは英語とファッションの基礎を学ぼうと思い、FITを受験するためにニューヨークに留学を決めました。

 

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでし たか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

ファッションのクラスは金曜日に授業があったのでその後にギャラリーやMOMAによく行きました。 引きこもり気質で、週に一度はどこかに行こうと決めていましたが、とりあえずストランドブックストアに行き、ダウンタウンをぶらぶらするのがパターン化していました。 ニューヨークにいると歩いているだけで楽しいですが、物価が高いことが留学生を苦しめると思います。僕は卵とバナナが安いのでよく食べていました。

 

· PI ARTCENTERではどのような事をしましたか? また、P.I. Art Centerはどんなところでしたか?

 

ニューヨークに来てすぐに川西遼平さんに出会いました。出会ったその日にベッドフォードに連れて行ってもらい、その後も何度か話すうちに、セ ントラルセントマーチンズに行くべきだと感じました。 遼平さんの授業を受け、ポートフォリオを制作するはずのところ、週に一回意見をもらい、自由に自分の作品を作り上げて行くという形式のため、何をやったらいいのかが分からず、半年近くネットサーフィンをしてファッションやアートの知識だけを蓄えていました。とりあえず何か作らないといけなくなり、画用紙に切り貼りしていると、ビジュアルで伝えることの 難しさを知り、焦りからポートフォリオを作るようになりました。 PIの先生はフレンドリーなので、よく意見をもらい、色々なことを聞いて授業以外のこともサポートしてもらいました。あと、PIの生徒が作る学校の雰囲気は本当に面白くて最高でした。

 

· また、Ual:に受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

 

作品を見てもらえる時間が数分なので伝わらなかったら落ちることです。難しいことをやったほうが評価されるとかもなく、何をやったら良いとかもなく、作りたいものを作って、何かが伝われば受かると思います。僕はコンセプトを伝えるなら、コンセプチャルアートのやり方が一番だと 思い研究し、それらしいものを2つ作りました。 最初の半年は何を作ったらいいのかわからず、「伝えたいこと」を見つけ るためにネットサーフィンをして美術館に行って本物を見て楽しんでいましたが、10月になり作り始めると、「伝え方」が壊滅的でポートフォリオ作りの難しさを知りました。受験のためのポートフォリオは、「伝え方」を見せるものだと思います。

 

· ポートフォリオを制作するのにどのくらいの期間が掛かりましたか?

 

僕は11ヶ月かかりましたが、中には2ヶ月で作り、受かった人もいました。


· P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

遼平さんは個別に教えてくれ、その教え方はとても論理的でアドバイスが 的確なので、一人一人の個性が磨かれ、自分でデザインする力が身につき、 僕は自分のやりたいことが見つかりました。 また、授業外でもギャラリーに連れて行ってくれたり、シューティングを してくれたり、ご飯を食べに行ったりしてくれました。 遼平さんはLANDLORDのデザイナーで、性格、話すこと、作るものが一 貫しているので、近くにいるだけで勉強になりました。PIのおかげで遼平さんに会うことができ、合格するだけではなく、デザイナーになるための勉強ができました。これから大学で勉強しますが、何を勉強したいか分かっていることはとても大きいことだと思います。

 

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

 

セントマはファウンデーション(一年生)の場合IEL TSのスコア5.0でよかったので形式を確認してスピーキングの練習をしたので取ることができ ました。

 

· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

 

僕はFITを受験するつもりでニューヨークに行きましたが、すぐにセントマに切り替えました。ファッションのシビアなところを知ったり、アートに熱中したり、たくさんの人に刺激を受け、自分自身が変化し続けました。 ロンドンへ行く準備のために日本に帰ってきて3ヶ月経ちますが、ファッションとアートへの熱は冷め ないです。ニューヨークに留学して、様々な人に出会うことができ、やりたいことが分かり、ファッションを好きになれたので本当によかったです。 自分自身は変化し成長できましたが、作品は一貫性のあるものを作りました。おそらくそっちの方が受かりやすいと思います。

 

· また、将来の目標や夢など教えてください! 

 

Felix Gonzalez-Torres のことを勉強したいです。 あと、Hedi Slimane に会いたいです。