Interior Design

Domus Academy インテリアデザイン科大学院合格 KOU君

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KOUくん

 

2017年度

Domus Academy

Interior Design (インテリアデザイン)科大学院入学

私がNEW YORKに行くきっかけとなった理由は、日本で海外ブランドのVMDとして働いていた頃に空間をデザインする面白さに触れたことでインテリアデザインという新しい分野に興味が生まれたことと、そしてその道を実現するために日本の教育、育成支援の体制があまりに乏しいことが判ったからです。そこで、NEW YORKの大学で修士号を得て、アートディレクションも兼ねたデザインコンサルタントとして空間、ファッション 、プロダクトと幅広い分野のデザインを個人で企業に提案、商品プロデュースできる力を身に付けたいを思いました。

そんな中で見つけたのがP.I.Arts Centerでした。

私の場合は、ある程度仕事の中で英語も話していたので、英語は独学でTOEFLの合格基準の点数をとることに専念し、大学院入学に必要なポートフォリオを制作するだけのコースを専攻しました。コース内では、Pratt Instituteの現役教授とNYSIDの卒業生から助言を受け抽象的なイメージから建築モデルを造ったり、実際にNYCにあるテナントに自分のコンセプトカフェを営業させるという実践的な想定のもとでデザインをしたりと、充実した内容のカリキュラムでした。


苦労したことは、NEW YORKで好まれるデザインと考え方を掴むのが大変でした。何度も講師陣と意見を交換し、自分の意図を伝えることが、今思えば一番大変だったと思います。しかし、素晴らしい同期の友人達と日本人スタッフの支えでその壁を乗り越えることができました。そんな彼らに出会えたことは、本当に幸せだったと思います。彼らの支えと応援があったからこそ、無事に大学院入学ができた気がします。


私は、いくつか併願した大学院の中で、奨学金が最ももらえたイタリアのDomus Academyに進学することに決めました。院に受かった後は、個人でNYに3店舗お店を構えるギャラリーの内、2店舗の内装をコンサルティングしたり、日本のシューズデザインのコンペに参加し、入賞を果たすなどジャンルにとらわれず果敢に新しいことに挑戦しました。

今の大学院では、主に異なる国籍同士4人1組のグループを組み、イタリアン家具ブランドで有名なKartellの店舗のリノベーションやVogueやVanity fairの親会社であるCondé Nastの新設した新たなマガジン誌のイベントデザインなど、より実践的に経営戦略を立てデザイン組み上げるカリキュラムに従事しています。秋からはインターンシップが始まり、僕も既に夏休みを使ってフランスのラグジュアリーブランドの商品企画部のアシスタントデザイナーとして働いています。

私はこの経験を通して思ったことは、“どこで学ぶかよりもそこで何をするか”が最も大切なことだと思いました。そんな私により多くの選択肢を作るきっかけをくれたP.I.Arts Centerには本当に感謝をしています。


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NYSID インテリアデザイン学科大学院合格 Keisuke君

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Keisukeくん

 

2018年度

 

New York School of Interior Design

 

大学院 Interior Design インテリアデザイン科入学

 

 

私が留学を決意した理由は、「日本の満員電車に乗りたくないから、海外で働きたい」といった漠然としたなものであり、「この大学で勉強したい」や「アメリカのこの会社で働きたい」といった明確な理由があったわけではありませんでした。加えて、P.I Art Centerに来た時、私は、インテリアデザインに関する知識は何も持っていませんでした。しかし、P.Iで私は、Prattの教授から建築を、NYSID卒の方からインテリアデザインを学んでいたため、実際に自分が学びたいインテリアデザイン専攻でアメリカの大学を卒業し、デザイナーとして働いている方々から直接話を聞ける機会を得られたのは、自分の目標を明確なものにすることが出来ました。また、それらの授業はそれぞれ2〜5人と少人数であったため、先生との相談も非常にしやすい環境でした。授業では、自分の体の形から建築物を制作するコンセプチャルなものから、しっかりとコンセプトを決めてギャラリーの設計、Sketch Upでの3Dモデルの作成をする実践的なものまであり、また、ポートフォリオのコンセプトから構成、またどのような作品を入れるべきかなど細かい所までサポートしていただけたのも非常に助けになりました。

 

4月から12月の8か月間ポートフォリア制作の中で特に苦労したのは、勉強というものに対する日本とアメリカでの考え方の違いです。日本では、教えてもらったことをノートに書き、覚えることが大半ですが、アメリカでは教えてもらったことを理解し、それから自分なりの考え方で発展させ創造させられる授業、課題が大半です。つまり、0から1を考える、クリエイティビティを求められます。その日本語にしても理解が大変なことを英語で理解し、自分なりに発展させていく課題をこなすのは、私も非常に苦労しましたが、今後芸術の道を歩む人には必ず必要となるスキルなため、それを大学院に入る前にP.I. Art Centerで鍛えられたのは大きなアドバンテージとなりました。 

 

2月に大学院に申請を出し、5月に合格通知を頂いた後、ひと段落はついたものの、正直アメリカの大学院での生活など今後のことについて多少の不安はありました。しかし、実力社会のアメリカで、自分が何を吸収出来るのか、どう成長出来るのかが楽しみで、ワクワクしている方が大きいかもしれません。ただ、NYにいるだけ、留学しただけで満足するのではではなく、個人としてのスキルが大切である事を、PIで実力のある方々と出会い気づかされたからです。もし留学へのやる気はあるが色々と不安を抱え、迷っているのであれば、私はとりあえずチャレンジしてみることを強くお勧めします。それが、自分の視野を広げ、結果的に成長させてくれるからです。

Pratt Institute(大学院)インテリアデザイン科合格 Karenさん

 

 

Karenさん

 

 

2016年度

Pratt Institute 

Interior Design科 大学院入学

 

 

 

 

 

 留学を志し、受験を終えるまで振り返ってみてどうでしたか?

 

 NYの留学を決意するまでに、私は本当に長い間の葛藤がありました。世の中の流れに逆らって多くの人と違う道を進むのはとっても勇気のいることです。高校時代から海外のアートスクールには憧れがあったものの、当時は挑戦する勇気が出ず、日本の大学に進学しました。卒業間際に、これ以上この夢を先延ばしして、いつそれを叶えるの?と自分に問いかけたとき、自信を持って「何年後」と答えることができませんでした。一度社会に出て企業に就いてしまったら、途中で辞めてキャリアチェンジをするきっかけを作るのは、私の性格上なかなか難しいだろうなと。引き続き親や周りの大人たちを頼る生活にはなるけれど、今ほど挑戦するのにパーフェクトなタイミングはないな、と確信しました。併せて、色々な先輩や友達に相談を重ね、留学するなら英語を学びに行くのではなく、何か学問を学んできなさいとアドバイスされ、ずっと心のどこかで興味があったけど手が伸ばせずにいたアートやデザインの分野での留学を決めました。日本の大学では住宅建築をやっていたので、それに近いインテリアデザインなら私にも少し踏み込めるチャンスはあるかもしれないと思ったのです。

 

 留学先は?となったときに、頭にはNYしかなかったです。自分の興味のあるすべての分野の最先端といったら、NY以外に惹かれる都市はなかったです。日本にいるときから聞いたことのあった、FITやPARSONSに運よく入学できたらな~なんて軽い気持ちで、「ニューヨーク アート デザイン 留学」のような思い浮かんだキーワードを入れたときに出てきたのが、PI ART CENTERでした。何回もホームページをみて、ここに行けばその先の美大への入学の手掛かりがつかめるかもしれない!と思い、最初に担当の中沢さんにメールで沢山質問をしたのを覚えています。

 

 PIには9月に入学して翌年の1,2月に大学院の出願をしました。最初はAdvancedのクラスを受けていましたが、出願が終わった頃にちょうどセメスターが変わったので、Introのクラスに切り替えて、4月末まで通っていました。私は全てがギリギリだったので、お早めのご準備をお勧めします。笑

 

 それでも、決心してから長年の憧れを自分の手にすることは簡単なことではありません。心に決めても、越えなければいけない高い壁が幾つも幾つもありました。TOEFLのスコアを伸ばすこと、ポートフォリオを仕上げること、エッセイを書き上げること、やらなければいけないことは山積みだし、やり方もわからない。しかし、憧れはそう簡単には叶えられるものではないし、簡単にできてしまったら、それは「憧れ」という言葉ほどの大きさや重さは持たないのだと思います。目の前にあるものをひとつひとつクリアしていくことがこの壁を乗り越えるたった一つの方法だと、この受験生活を通して覚えました。

大都会ですから、毎日遊びに行く誘惑は多々あります。それでも今の自分の目標と向き合うこと、苦手なことでも勉強して克服すること、なぜ海外のアートスクールに進みたいのか、エッセイを書くにあたって自己分析みたいなことも改めてたくさんしました。

 

 TOEFLの点も上げなくてはいけなかったし、ポートフォリオのための作品も作らないといけなくて、不安で潰れそうになっていましたが、周りを見ると、同じ志を持った仲間がいて、みんなでその悩みや考えを共有できたので、乗り越えられたと思います。先生にもたくさん相談にのっていただいて、自分の進む先が見えてきました。自分一人では作品を増やすこともできなかったし、どこの学校に行ったらいいのかもわからなかったです。PIの先生のアドバイス、同級生と力を合わせ、目の前の自分のやらなければいけないことをひたすら消化し、当初は考えてもいなかった大学院への入学を叶えることができました。PIなしでの今の生活は考えられないです。

 

 自分のやりたいこと、突き進んでいきたい方向をよく考えて、それでもやっぱり「留学」というワードが頭をよぎるなら、是非挑戦してもらいたいと思います。挑戦してみて得るものは大きいし、挑戦せずに後悔するのは自分で可能性を狭めてしまっているようでもったいないです。まだ、私も道の途中で、これからも越えなければいけない壁は沢山立ちはだかっていますが、こうして夢に突き進む仲間がまた一人二人と増えたら嬉しいです。

 

 

.今、大学ではどのようなことをしていますか?

 

  現在、Pratt InstituteでInterior Design MFAを専攻していて、最初の1学期が終わったところです。

私のプログラムでは、デザインのバックグラウンドがなかったり、私のように少しバックグラウンドがある人でも勉強することができて、3年のプログラムになります。スタジオのクラスが週2回あり、その他にヒストリー、カラーセオリー、マテリアルなどの授業などがあります。最初のスタジオのクラスでは、空間デザインの前に、2D、3Dのエクササイズがありました。粘土やワイヤーを使って、工作をし、インテリアデザインというよりfine artに近い課題でした。セメスターの後半ではpublic spaceにおくpavilionの設計や、apartmentの設計をすることができて、ようやくインテリアデザインの勉強をしているという実感が湧いてきたところです。

 

 今思えば、PIで受けていた授業はすべて大学院にいく予行演習だったなと思います。作品を作って、それを講評してもらって、それを修正して次週にまた持ってくる。この繰り返しで大学院のスタジオのクラスも進んでいきます。自分のアイディアを形にすることも難しいし、それをまた英語で説明することも簡単なことではないです。PIでは日本人の先生のアドバイスを借りながら、アメリカ人の先生の授業に臨めるので、そのバランスが良かったかなとおもいます。PIでそのスタイルに慣れていたせいか、現在大学院に入ってから教授とのコミュニケーションで悩んだことはあまりないです。PIでの学校生活は、出願準備だけでなく、その後の大学院の授業にもつながる、最高の準備段階でした。

NYSID(大学院)インテリアデザイン科 合格  SHOKOさん

SHOKOさん

 

2016年度

New York School of Interior Design

INTERIOR DESIGN科 大学院入学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今の世の中、どこへ行ったって安全な道なんてないんだよ。だったら今、自分の行きたいところへ行って、自分のしたいことをしたほうがいい。腹をくくってね。」

あれは2014年の2月4日。その日付けた日記にはThe memorial day in my lifeと題してある。以前ホストファミリーとして受け入れたアメリカ人と、そのプログラムの担当者と5年ぶりの再会を祝した晩だった。東大を中退し、映画監督になるためにアメリカに飛び立ったという担当者の彼は、私に言った。

当時私は大学4年生になる前の春休みで、学期開けから1年間の休学を控えていた。インテリアデザイン学校に留学する予定で、一応受験にも合格していた。インテリアデザインを学ぶことは本望だったが、休学自体は就職活動が有利に働く為の打算的計画だった。かといって、将来インテリアデザインを職にすると決めているわけでもなく、すべては中途半端に、周りの風潮に流されていた時だった。そんな私を見抜いたのか、彼は最後に「腹をくくってね。」と付け足したのかもしれない。そしてその一言は、見事に私の心に突き刺さった。

「今したいこと(インテリアデザインを学ぶこと)に腹をくくろう。」そう決意した私は、休学を取り止め、大学を卒業してから学資がもらえる学校に通いなおすことにした。それからは、お金のこと、ビザの申請、学校のリサーチ、年齢やキャリアについて、恋人や家族などたくさんのことが私の意志を振るいにかけてきた。一つ一つを乗り越えるごとに、不思議と覚悟も強まった。たくさんの学校の中で、プログラム内容・学習環境・学習期間・経済面を基準に、条件を満たした大学が一つだけあった。その学校のプログラムだけを目指して、私は受験準備の為にニューヨークに飛び立った。ところが、P.I. Art Centerに通い始めて一番初めに知ったのは、わたしが行きたかった学科が今年度からなくなっていたことだった。大学側がWEBサイト等、情報を更新していなかった。出発前に見送ってくれた人たち顔を浮かべると、そう簡単に帰るわけにもいかない。途方にくれた私に、P.I.のスタッフが他の進路を勧めてくれた。大学院も視野にいれられることがわかり、その日から、英語やポートフォリオの作成に励んだ。英語の学習とポートフォリオの作成の同時進行は大変ではあったが、先生やP.I.スタッフのサポートのおかげで進むことができた。そして誰よりも同じ志を持った仲間たちは、とても心強い存在だった。またデザインやアートの勉強をしたことがない私にとって、デザイン、美術学校に通ったことがある学生との交流はとても勉強になった。こうして、たくさんの幸運と、出会いと、激励のおかげで志願していた大学院が決まった。アメリカンドリームをうたうニューヨークでは、ここにいる限り勝手に夢が叶うと思っていた。しかし他人を圧倒できるほど美しい景色の内側には、たくさんの葛藤と努力と溢れんばかりのエネルギーが詰まっている。

“Where there is a will, there is a way”. ( 強い意志があれば、必ず道がある。) これからも、自分の目標に向かって真っ直ぐに突き進みたい。

FIT インテリアデザイン科合格 Chinamiさん

2013年度

FIT (FASHION INSTITUTE OF TECHNOLOGY)インテリアデザイン科入学

現在2年目(AAS卒業年)のChinamiさん

 

 

・PIに来たきっかけは何ですか?

もともとは友人から教えて貰ったのですが、自分でP.Iを調べた結果、デザインのバックグラウンドが無く、英語も不十分だった私にとってベストな学校だったからです。ポートフォリオ作成の為の様々なクラスや、TOEFL対策のクラスがある事を知り、美術大学入学に向けてやるべき事に集中出来る環境だと思い選びました。

・この学校で得たものはありますか?

アメリカでの美術大学入学に必要なポートフォリオの作り方や見せ方、アートやデザインの知識はもちろんですが、何よりも海外で頑張る友達に出会えたことが一番大きいです。それぞれ、専攻する分野は違ったり、ヨーロッパの学校に通う友達もいるのですが、異国で頑張る同志から刺激やパワーを貰っています!

・受験にあたって1番苦労した点は?

TOEFLのスコアです!!TOEFLはどんなものなのか?と、日本で一度受けてはいたものの、NYに来てから本格的に勉強を始めました。半年で目標スコアを取るつもりでしたが、スコアが伸び悩み受験時期を伸ばす事になりました。結果的にポートフォリオ作成に十分時間を取れたおかげで、希望大学から合格通知を無事にゲットできたので良かったのですが、ほとんどの人がTOEFLに手こずるので早めの対策をお勧めします!!

・今、P.Iに通っている学生へ向けてのアドバイスはありますか?

学校に入って特に痛感することは、語学の壁です。アートやデザイン系なので、作品そのものから自分の表現したい事はある程度伝わるかもしれません。ですが、やはり言葉の力は大きいです。どれだけ自分の言葉でプレゼン出来るか、今から準備しておいて下さい!

・また、留学を考えている人へのアドバイスはありますか? 先ずは行動してみる!

これに尽きると思います。予想以上に大変な事も多かったりしますが、良い事も大変な事も実際に経験する事に意味があると思います。

・現在はどのような活動をしていますか?

現在は最後のセメスター中で、今春から始まるOPTに向けてインターン先を探しています。また、コンペや個人プロジェクト等、学校外でも作品づくりに取り組んでいます。

FIT インテリアデザイン科合格 Susumuさん

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2012年度

FIT (Fashion Institute of Technology)インテリアデザイン科入学

現在3年目のSUSUMUさん

 

 

 

 

p.Iに来たきっかけはなんですか?


ニューヨークに行き、FITでデザインを学びたい!そう志始めてすぐに、デザイン未経験で英語力なしの自分が、独力でそれを叶えるのは非常に難しいことが分かりました。しかしそこで諦めることは出来ず、様々な情報をネットなどで調べていた時に、P.Iのことを知りました。P.Iには日本人のアドバイザーの方(中沢さん)がいらっしゃったので、すぐに日本から色んな質問をさせて頂いたのですが、その丁寧で迅速な返信による説明やアドバイスの中で「ここなら信頼出来る」と感じ、FIT入試までの半年間、お世話になることを決めました。  


この学校で得たものはありますか?


P.Iに通わなければ、現在の語学力であったりデザインやアートに対する知識は当然手に入らなかったと思いますが、何よりここに来て良かったと思えるのは、同じ志を持つ仲間との出会いでした。  
単なる語学学校と違い、同じように表現の世界で活動していきたいと野心を抱く人間が集まっており、そういう人達の存在は自分の勉強するモチベーションや刺激になりました。  
そんな彼らとは実際に進学してからも交流が続いており、今も、そしてこれからも刺激し合い高め合う仲です。  


今、P.Iに通っている学生へ向けてのアドバイスはありますか? 


現在P.Iに通い美大進学を目指している人たちには是非、自分の分野以外のことにも幅広く興味を持ち、美術館やギャラリーに行って多くの作品に触れたり、様々なフィールドで活躍する人たちと交流を持つべきだと思います。P.Iにいる他分野の友人達と、情報を交換したりするのもいいでしょう。  
アートやデザインをやっていく中で知識というのは決して無駄にはなりません。むしろその引き出しが多ければ多いほど、その可能性は増えていくとこの世界に足を踏み入れてから実感しています。英語やポートフォリオの制作ももちろんですが、折角ニューヨークという街にいて日本では触れられないものを間近に体験できる環境があるのだから、それを是非活かしていくべきではないでしょうか。  


また、留学を考えている人へのアドバイスはありますか?

これから留学を考えている人には、とにかくさっさと来い!と言わせてください(笑)  
どれだけ日本の中で悩んでいても、本当に必要なことや成すべきことはわかりません。むしろ、どれだけ準備していようが、こちらに来てから必ず不足を感じることになります。だったら何も知らずにこちらに来て、こちらでたくさん苦労すればいい。その苦労の中で得られる経験こそが、留学の醍醐味ではないでしょうか。
P.Iには、元留学生のアドバイザーや海外生活十数年以上のベテランスタッフの方もいらっしゃるので、何かあった時はそういう方々に相談に乗ってもらえるはずです。  


現在はどのような活動をしてますか?

現在僕はFITでインテリアデザインを学んでいますが、学外でもデザイン事務所でインターンをしたり、ボランティアで現地の人に日本語や日本文化を教えたり、海外で活動する人たちの交流サイトTAMARIBA.jpというwebサービスの運営に携わったりなど、様々な活動を行っています。
正直学校生活は想像を絶する忙しさですが、それでも時間を作って積極的に学外で活動するのはやはり、自分の幅を広げたいという想いと、そしてゆくゆくこれらの活動が自分のテーマである「空間」をデザインするということに繋がっていくものだと信じているからです。
先のことはまだわかりませんが、今勉強していることだけに縛られることなく、もっと様々な手法でデザインというものに取り組めていけたら、と考えています。