SAYOさん
2013年度
FIT (Fashion Institute of Technology)
Visual Presentation and Exhibition Design科入学
アメリカアート留学を志し、P.I. ArtCenterを選んだきっかけは何ですか?
入学試験用のポートフォリオ制作を含めた、アメリカの美術大学留学の準備のためです。 初めは自力で準備して合格&留学しようと試みたのですが、ポートフォリオの課題を見ても何を作ってもいいのかも分からないし、英語もできない、地元から出て生活したこともない自分が、「いきなり外国(英語)で生活+大学に通う+未経験のデザインを学ぶ」だなんて運良く合格しても、その後のことも考えたら、これはまぁ気合だけではどうにもならないと気付き、ポートフォリオ作成+美術大学留学の準備期間として、P.Iに通うことにしました。
アメリカの美大に無事に進学し、P.I.を卒業して思った事は何ですか?
PIで学んだことが大学に入ってから活きていることです。 特に、英語でアメリカ式の授業に参加するのはTOEFLの勉強等とはまた違ったものなので、P.Iでそういう環境に慣れてから大学へ行ってよかったと思います。 また、とてもアットホームな環境ですし、同じ道を目指す人たちが集まっているので、友達や先生とも良い関係が築けました。
今、P.Iに通っているアート留学生へ向けてのアドバイスはありますか?
英語も、アート/デザインも、その他のことも、辛いことがたくさんあると思います。特に、アートとかデザインの分野だと、自分の作品をCritiqueでコテンパンに言われたり、ほかの人の作品と自分を比べて落ち込んだり、好きでやってるはずなのに、もうイヤだ・・って思っちゃうこともあると思います。そういう時は私は「It’s not how good you are, It’s how good you WANT to be.」(by Paul Arden)という言葉を思い出します。 向上心を忘れずに共に頑張りましょう!
アート留学を考えている人へのアドバイスはありますか?
留学先(ステイ先)の環境など、しっかりとリサーチして有意義なものにできるといいと思います。 また、勉強する環境も、せっかく時間とお金をかけて行くのですから、しっかり学びたいことが学べる場所か、メリット・デメリットは何か等、できる限り調べることをお勧めします。
現在はアメリカ、ニューヨークでどのような活動をしてますか?
現在は、FITのVisual Presentation and Exhibition Designという学科の2年生です。 学校のプロジェクトでは、 実際に自分のウィンドウディスプレイが一般の人に見えるところに展示されたり、コンペへの参加、学外の団体とコラボして期間限定のストアをデザイン+オープンしたりと、 忙しいですが、達成感のあるプロジェクトがたくさんあります。 大工さんみたいなことをする時もあれば、三日三晩パソコンと向かい合うこともあったりと、幅広く学べる学科です。 学外では現在、グラフィックデザイナーとしてミュージアムでインターンシップをしています。この先もっと経験を積んで、いつかPIで教えたいです。