Karenさん
2019年度 (SPRING)
FASHION DESIGN (ファッションデザイン)科大学院入学
Question1
· 今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)
クイーンズというエリアでルームシェアをしています。自室にバスルームが付いており、キッチンのみ共同で使用しています。
· また、どのように今の住まいを探しましたか?
PI ART CENTER を紹介して下さった留学仲介会社の方に、提携先のシェアハウス会社を紹介していただきました。こちらから条件を提示した上で、それに沿った候補の部屋の写真や詳細をメールで送っていただき、その中から選びました。
· ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。
· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。
良い点は、夢に向かってエネルギーを沢山持っている人が多くいる事です。自分とは違った夢を追いかけている人達と出会う度に刺激を受ける事ができ、もっと頑張ろうと自分を高める原動力になります。悪い点は、物価が高い事です。
良い点は、夢に向かって精力的に活動している人が多くいる事です。自分とは違った夢を追いかけている人達と出会う度に刺激を受ける事ができ、もっと自分を高めようという意識を常に持つことができます。悪い点は、物価が高い事です。
· P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?
2017年の7月から2018年の2月まではアドバンスコースを受講し、ファッションイラストレートとファッションガーメントという洋服の製作方法を学びました。火曜日に1クラス、金曜日に2クラス、計3つのファッションのコースを受講していました。各授業時間は4時間です。それに加えTOEFLコースも平行して受講していたので約3時間の英語の授業を月曜日から木曜日まで週4回受けていました。3月からはイントロコースに変更し、ファッション関係の授業のみを週3クラス取っていました。
Question 2 受験を終えて
· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?
2017年の7月に入学しました。2017年の7月から2019年の4月まで約1年10か月在籍していました。
· なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?
私は中学生の頃に何度か短期留学を経験し、高校2年生の時にもアメリカに長期留学をさせていただきました。1年間の留学を終え、日本に帰国し進路を決めるタイミングで、自然と英語圏の大学も選択肢の1つでした。又、小さい頃から物を作る事や服をスタイリングする事が好きだったため、大学では自分の好きな事、ファッションを学ぼうと思っていました。海外、ファッション、大学をキーワードに進路を探したていくうちに、FITに出会いました。カリキュラム等を詳しく見れば見るほど、強く惹かれました。最初は自力で入学準備をしようと考えていましたが、調べていくうちに情報・機会の面でそれは難しいと判断し、留学会社に相談しました。そこでFITへ入学準備をするのにピッタリだという美大専門予備校があると教えていただき、PIを紹介していただきました。
· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?
最初の内は半年でポートフォリオ、TOEFL、エッセイ、全ての入学準備を終え一時帰国する予定をたてていたので全ての作業を猛スピードで行いました。ファッションのクラスからは毎回沢山の課題が出されたため、1番授業が大変な金曜日の前日にはほぼ毎回徹夜をし、時には寝ずに課題を仕上げて授業に出席することもありました。それに加え、TOEFLの勉強も平行して行わなければいけなかったので毎日寝不足で大変でしたが、とても毎日が充実していました。出願の締め切りに間に合わないのではないかという不安な気持ちを毎日抱いていましたが、全ての課題が自分の好きな事、夢を叶える為に必要なことだと考えるととても楽しかったです。
· PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?
基礎であるボディの描き方、洋服の細部の描き方、パターンの引き方や、ミシンを使った洋服製作等ポートフォリオ作成に必要である技術を1から教えていただきました。
· また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?
私は洋服を作るという作業は幼少期から趣味で行っていたのでミシンを使い製作する作業に関して苦労することはありませんでした。しかし、描く事に関しては今までラフスケッチでしかデザイン画を描いたことが無かったため、細部にまで拘って描くということに非常に苦労しました。
· P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?
最初はボディ、デザインの描き方、色鉛筆、絵具の使い方等基礎を丁寧に教えていただき、その後3か月は基礎を完璧に習得する為に出される課題に取り組みました。例えば、違うポーズをしたボディを10体描くよう課題を出された事がありました。自分では自信を持って提出した10体が全てやり直しだと言われ続け、心が折れそうになる事もありましたが、練習すればするほど上手く描けるようになり、修正するボディの数が減る度にとても嬉しかったです。私はドローイングに関しては無知の状態でPIに入学したので、イラストレートの授業で習った全ての事がポートフォリオ製作に置いて大変役に立ちました。ガーメントの授業では、パターンの引き方やミシンの応用の使用法を教えていただきました。
· 英語はどのようにして勉強しましたか?
最初はTOEFLコースも受講していたので、半年間は週4、学校で勉強していました。TOEFLに関しては授業のみの勉強で十分だと思い込み、家ではポートフォリオ製作に集中していました。しかし実際のTOEFLのテストを受けてみると1日3時間の学校の授業だけでは足りないと痛感させられるほどのスコアでした。ポートフォリオ製作が落ち着いた後、心機一転TOEFLに集中し、必死に自主勉強しました。約1か月毎日欠かさず10時間TOEFLの為に時間を費やし、目標スコアを取得しました。私は長期でコツコツと積み重ねて勉強するよりも、短期間で集中し勉強する方が合っていたのだと思います。問題の出し方等を分析し、過去問をとにかく解き、スコア習得に向けて対策しました。
· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-
留学をしたいなと心で思っていても実際に行動に移す事は簡単な事ではないと思います。私も異国で大学に通うという選択をする事に自信が持てなかった時期がありましたし、家族が精神的、金銭的に背中を押してくれていなかったら今頃は日本で生活していたかもしれません。しかし私は沢山の方からのサポートを受け、選択した今の人生がとても楽しく幸せで充実していて、留学をして心から良かったと思っています。未知の世界に飛び込む事に対して不安が沢山付きまとうと思いますが、見知らぬ土地で自分の夢を叶えるという経験は人生において大切な宝物の日々になります。そして憧れの志望校からの合格通知を手にした瞬間は全ての苦労や、心が折れそうになり泣いてしまった日々、辛かった思い出が全て吹き飛びます。ここに書かせていただいた私の体験談が皆さんの1歩を踏み出す手助けになれば幸いです。
留学をしたいと心で思っていても実際に行動に移す事は簡単な事ではないと思います。私も異国で大学に通うという選択をする事に自信が持てなかった時期がありましたし、家族が精神的、金銭的に背中を押してくれていなかったら今頃は日本で生活していたかもしれません。しかし私は沢山の方からのサポートを受け、選択した今の人生がとても楽しく幸せで充実していて、留学をして心から良かったと思っています。未知の世界に飛び込む事に対して不安が沢山付きまとうと思いますが、見知らぬ土地で自分の夢を叶えるという経験は人生において大切な宝物の日々になります。そして憧れの志望校からの合格通知を手にした瞬間は全ての苦労や、心が折れそうになり泣いてしまった日々、辛かった思い出が全て報われます。ここに書かせていただいた私の体験談が皆さんの1歩を踏み出す手助けになれば幸いです。